エンジニアと一口に言っても、その種類は様々です。例えばシステムエンジニアやゲームエンジニア、Webエンジニアなどがあります。これらはいずれもITを活用した技術者であることから、ITエンジニアと総称されることがあるのです。

ITエンジニアの仕事内容ですが、システムの開発が挙げられます。まずはどのようなシステムを開発するのかを、クライアントとの打ち合わせで決めてその内容を分析してシステムの設計を行います。その後、システムの構成内容を決めて少しずつ形にしていくのです。ある程度内容が決まったら、今度はそれに付随する機能の設計に取り掛かります。

設計された機能は、プログラマーがプログラミングをするために必要なものなので、基本的には誰でも扱えるように設計をする必要があります。プログラミングが完了すれば、最後にテストをして問題なく稼働するかを確認して一通りの流れは終了です。上記の流れはエンジニアが一人で行うのではなく、数人のエンジニアが関わることで良質なものに仕上げていきます。

このような仕事をするエンジニアですが、主な就職先はシステム開発会社やソフトウェア開発会社などのIT業界です。若い頃はこういった場で経験を積んで、ベテランになるに連れて独立して起業をしたりフリーランスで働く人も少なくありません。優秀なフリーランスの人の中には、IT関連の大企業から引き抜きの声がかかることもあるなど、即戦力となるエンジニアの需要が高まっているとも言えます。